何故日本人はこのMARVELの素晴らしい魅力に気づけないのか!?

  世界中で興行成績ナンバーワンをとったりと、どんな国でも安定した人気を誇るマーベル作品。実際、日本でももちろん根強く人気はある。しかし、本国アメリカのみならず他の国と比べても日本での人気は少し大人しい印象がある。 まあ日本は実写映画のみならず、アニメなども多く放映している上に、コンテンツが非常に豊富であるため好みがバラけるという理由もあるが、それだけでなく何か理由があるのではないか?と思ったのは「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時だった。文句なしの興行成績歴代世界第一位を記録した今作が出た時の日本での興行成績はなんと2位だったそうだ。他の国は勿論軒並み1位を総なめしているのに、日本は一位がアニメ名探偵コナンのシリーズものの映画だったあたりで、「あれ?もしかして日本でマーベル作品ってあまり人気ないのか?(2位でも充分凄いが)」と思わせるには十分すぎる結果だ。 日本のヒーローというのは「子供だ」と指摘していた映画評論家の方がいらっしゃった。実際に小学生~高校生くらいのヒーローというのはいかにも日本らしい気がする。しかし、欧米のヒーローというのは大人なのだ。マーベル作品に登場するヒーローは大人ならではの悩みを抱えていたりもする。等身大さを求める部分が違うのかもしれない。 日本人の根底にある「大人になんかなりたくない」精神が根強く作用しているからだと評する方もいる。たしかにそういう側面もあるだろう。ここ最近は特によく言われる「ブラック企業」「終わりのない不景気」からの脱却で「働き方改革」「一時的に上向き」だのと、現実逃避しているかのような失策に「どうせ変わらない」と疲れ切っている大人は日本に多い。自殺者の数もずっと異常なままだ。そんな背景もあるとは思うが、実際に子供に戻りたいという人は一部だと思う。 大人は自由だし、自分で決めて生きていけるという事を多くの人は知っているからだ。(そもそも、そこまで疲れ切っている人は映画を楽しむ余裕もないようにも思える。)どこか現実的な部分や大人の等身大、大人も楽しめるというマーベル作品の良い所にこれまで以上に日本中から視線が向けられる日もそう遠くはないかもしれない。 実際、日本のカルチャーは成熟している上、多様性があるからこそこれからも伸びていくと思うし、なくなりはしない。そして、本当に良いモノは間違いなく受け入れられていくからだ。